子供に持たせるなら、結局どこのスマホがいいの?
「クラスの子がもう持ってる」と言われて調べ始めたものの、キッズ携帯にするのかスマホにするのか、格安SIMでいいのか親と同じキャリアにすべきか。見守り機能の中身まで比べ出すと、どれが正解なのか分からなくなりますよね。
この記事では見守りに特化したトーンモバイルを軸に、楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMO・キャリアのキッズ携帯まで6タイプを横並びで比較し、年齢と目的ごとにどれを選べばいいかを正直に整理します。
📖 この記事でわかること
- 子供にスマホを持たせる前に決めておくべき3つのこと(公的調査の数字つき)
- 子供向けスマホ6タイプの月額・見守り機能・年齢条件を並べた比較表
- トーンモバイル・楽天モバイルなど各社の中身と、向いている家庭
- 小学校低学年/高学年/中学生の年齢別に見た正直な結論
- 実際に子供に持たせた親の口コミ(良い声も気になる声も)
🔎 結論早見|年齢別・うちの子はどのタイプ?
① 小学校低学年(6〜9歳)
キッズ携帯
/トーンモバイル
まずは連絡と居場所だけで十分。ネットも使わせるならトーンの見守りが手堅い。
② 小学校高学年〜中学生
見守り重視なら
トーンモバイル
スマホデビューの主戦場。制限のかけやすさで選ぶならここが一歩抜けている。
③ コスパ・家族まとめ重視
楽天モバイル
/ワイモバイル・UQ
親と同じ会社にまとめる選び方も正解。割引と手続きの手間で得をする。
※料金・特典・条件は2026年7月時点。変動するため最新は必ず各公式サイトで確認してください。
📱 見守り重視でまず見ておきたいのはトーンモバイル
月額1,210円で動画以外のデータ通信が使い放題。AIが不適切な自画撮りをブロックする機能や、歩きスマホ通知まで備えた「見守り」に振り切った格安スマホです。子供のはじめてのスマホとして設計されている点が、他社との一番の違いになります。
\ 見守り機能の中身を公式で確認 /
※料金・機能は2026年7月時点。変更される場合があるため最新は公式で確認してください。

子供にスマホを持たせる前に決めておきたい3つのこと

会社選びの前に、家庭の方針を決めておくと迷いが一気に減ります。ここでは公的な調査の数字を見ながら、最初に押さえる3点を整理します。
こはくまわりの子が持ち始めたけど、うちはまだ早いのかな?



早い遅いより「何のために持たせるか」が先やねん。目的が決まれば、必要な機能も予算も自然に決まるで。
① いつから持たせる?データで見る現実的なライン
こども家庭庁の令和6年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、スマートフォンでインターネットを利用している割合は小学生(10歳以上)で46.2%、中学生で82.0%、高校生で97.6%でした。
つまり小学生のうちは「持っている子と持っていない子が半々」、中学生になると一気に多数派に変わります。周囲に合わせるかどうかより、通学距離・留守番の頻度・習い事の送迎といった、連絡が必要になる場面が実際にあるかどうかで判断するほうが、あとから納得できます。
② キッズ携帯とスマホ、どちらにするかを先に決める
キッズ携帯(キッズケータイ・マモリーノ・キッズフォンなど)は、通話とメッセージ、GPSに機能を絞った子供専用端末です。ネットやアプリが基本的に使えないぶん、トラブルの入り口そのものが少なくなります。
一方スマホは、調べもの・写真・連絡アプリまで一台でこなせますが、そのぶん制限をかける前提で運用する必要があります。「連絡と居場所だけで足りるか」「ネットも使わせるか」。ここを先に決めると、候補が半分に絞れます。
③ 見守り機能は「4項目」だけチェックすれば足りる
各社の見守り機能は名前がバラバラですが、実際に効くのは次の4つに集約されます。逆にこの4つが揃っていれば、名前が違っても親の心配はほぼカバーできます。
📍 位置情報(GPS)
今どこにいるかを親のスマホから確認できるか。学校や自宅への到着を自動で通知できるとさらに安心です。
🛡 フィルタリング
有害サイトをブロックする機能。青少年インターネット環境整備法により、携帯電話会社は18歳未満の利用者に提供する義務があります。
⏰ 利用時間・アプリ制限
何時から何時まで使えるか、どのアプリを許可するかを親側で設定できるか。ここが最も家庭のもめごとを減らします。
💰 課金・購入の制限
アプリ内課金や有料コンテンツを止められるか。想定外の請求は、あとからでは取り消しにくいので最初に設定します。
同じ調査では、子供がスマートフォンを使っている保護者の84.6%が何らかの方法でネット利用を管理していると回答しています。ただしその内訳を見るとフィルタリングの利用は45.8%にとどまり、半数以上の家庭では使われていません。機能があっても設定しなければ意味がないため、契約時にまとめて有効化しておくのが確実です。
子供向けスマホ6タイプの料金・見守り機能を比較【2026年7月】


月額だけを並べても、見守りオプションを足すと順位が入れ替わります。ここでは基本料と見守り費用、機能の中身を同じ土俵で並べました(金額はすべて税込)。
| 項目 | トーン モバイル | 楽天 モバイル | UQ モバイル | ワイ モバイル | LINEMO | キッズ携帯 (ドコモ例) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額 (最小構成) | 1,210円 動画以外使い放題 | 1,078円 (3GBまで) | 3,828円 (35GB) | 3,278円 (5GB) | 990円 (3GBまで) | 550円 (通話中心) |
| 子供向け 割引 | なし | 最強こども割 −440円 | 終了済み | 終了済み | なし | — |
| 割引後の 目安 | 1,210円 | 638円 | 3,828円 | 3,278円 | 990円 | 550円 |
| 見守り オプション | TONEファミリー 473円 | あんしん コントロール 550円 | フィルター無料 +安心ナビ330円 | フィルター無料 +位置ナビ220円 | フィルター無料 GPSは自社提供なし | イマドコサーチ 330円 |
| 位置情報 (GPS) | ◎ 追尾・ 到着通知 | ○ 見守り エリア通知 | ○ 安心ナビ | △ iPhoneは 探される側不可 | × 自社なし | ○ イマドコ サーチ |
| 利用時間・ アプリ制限 | ◎ 時間ロック +アプリ別 | ○ 利用状況通知 | ○ フィルターで 時間管理 | ○ あんしん フィルター | △ iOS中心 | — ネット非対応 |
| 歩きスマホ 通知 | ◎ あり | 公式に記載なし | 公式に記載なし | 公式に記載なし | なし | 公式に記載なし |
| 子供名義の 契約 | 公式に記載なし | 可 (同意書必須) | 公式に記載なし | 公式に記載なし | × 18歳未満は不可 | 12歳以下で 申込可 |
※2026年7月26日時点で各社公式サイトに掲載されている内容をもとに作成。料金・特典・条件は変動するため、申し込み前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。「公式に記載なし」は、各社の公式ページで提供の有無を確認できなかった項目です。



こうやって並べると、安い順に選べばいいってわけじゃないんだね。



そうやねん。基本料が安くても見守りを足すと逆転するし、そもそもGPSを自社で出してない会社もある。合計と機能をセットで見なあかんで。
料金だけで選ぶと、見守りが弱い組み合わせになりやすい
表の最安はキッズ携帯の550円、スマホではLINEMOの990円です。ただしLINEMOは位置情報の見守りを自社では提供しておらず、公式ではGoogleの「ファミリーリンク」を案内する形になっています。
一方トーンモバイルは基本料1,210円に見守りの473円を足して1,683円ですが、位置情報も利用時間制限も歩きスマホ通知も1つにまとまります。「安さ」と「見守りの完成度」はきれいに反比例するので、どちらを優先するかを先に決めるのが近道です。
子供名義で契約できるかは会社ごとに違う
見落としやすいのが契約名義です。LINEMOは公式FAQで「18歳未満は契約できない」と明記されており、親が契約者になって子供を使用者として登録する形になります。
楽天モバイルは18歳未満でも本人名義で契約できますが、法定代理人同意書が必須で、さらに18歳未満は「あんしんコントロール」への加入が原則条件です。ドコモのキッズケータイプランは利用者が12歳以下の場合に申し込める、という年齢条件が公式に示されています。
終了した学割を当てにしない(2026年7月時点)
子供向けの割引は季節ものです。ワイモバイルの「ワイモバ親子割」は2026年6月1日で、UQモバイルの「UQ親子応援割」は2026年5月31日で、それぞれ受付を終了しています。
2026年7月時点で常設されている子供向け割引は、楽天モバイルの「最強こども割」(12歳以下・3GB以下で月440円引き)が中心です。他社サイトに残っている学割の記事を見て契約すると、実際には適用されないので注意してください。
各社の中身と、向いている家庭
ここからは6タイプを1つずつ見ていきます。数字と機能だけでなく、どんな家庭なら満足できるかまで正直に整理しました。



比較表は分かったけど、うちに合うのがどれかもう少し詳しく知りたいな。



ほな1社ずつ、料金の中身と向いてる家庭を見ていこか。見守りが強い順から説明するで。
トーンモバイル単体の評判や、速度・動画制限といったデメリットをもっと詳しく知りたい方は、実際の口コミをまとめた記事もあわせてどうぞ。






家族でまとめたときにどこが一番安くなるかは、各社の家族割を横並びで比べた記事で詳しく整理しています。






年齢・目的別の正直な結論


ここまでの内容をふまえて、年齢と目的ごとにどれを選べばよいかをはっきり書きます。全員におすすめできる1社は存在しないので、自分の家庭に近いところを読んでください。
STEP 1
ネットまで使わせるかを決める。連絡と居場所だけならキッズ携帯で完了します。
STEP 2
見守りとコスパのどちらを優先するかを決める。ここで候補が2つに絞れます。
STEP 3
親の回線とまとめたときの総額を計算する。割引で順位が変わることがあります。
小学校低学年(6〜9歳)|キッズ携帯、ネットも使うならトーンモバイル
この年齢で必要なのは、たいてい「連絡がとれること」と「どこにいるか分かること」の2つだけです。それならキッズ携帯が月550〜748円で足り、ネットのトラブルに巻き込まれる入り口そのものがありません。
ただし調べものや写真、家族の連絡アプリまで使わせたい家庭もあります。その場合はトーンモバイルが有力です。月1,210円に見守りの473円を足しても1,683円で、AIによる自画撮り防止や歩きスマホ通知まで含められます。
小学校高学年(10〜12歳)|見守り重視ならトーン、安さ重視なら楽天
スマホデビューが一番多いのがこの時期です。こども家庭庁の調査では、スマートフォンでネットを使う小学生(10歳以上)は46.2%で、ちょうど半数に近づきます。
制限のかけやすさを最優先するならトーンモバイル。時間帯でのロックやアプリごとの利用時間制限まで親側から設定できます。料金を優先するなら楽天モバイルで、12歳以下なら最強こども割が効いて3GBまで月638円。見守りの「あんしんコントロール」550円を足しても1,188円に収まります。
中学生|自由度が上がる時期。総額とルールの両方で考える
中学生になるとスマートフォンでネットを使う割合は82.0%まで上がり、持っているのが当たり前の環境になります。友達との連絡や部活の連絡網でも使うため、制限を強くしすぎると本人が困る場面が出てきます。
この時期は、データ量が増えても破綻しない料金かどうかが判断軸です。楽天モバイルは使った分だけの段階制なので、月によって差が出る中学生と相性が良い一方、動画をよく見るならトーンモバイルの動画2GB制限は窮屈に感じます。厳しい制限より、使う量に耐えられるプランを選ぶほうが現実的です。
家族のキャリアに合わせる、という選び方も正解
見落とされがちですが、親と同じ会社にまとめるのは合理的な選択です。ワイモバイルなら2回線目以降が月1,100円引き、UQモバイルも自宅セット割や家族セット割で下がります。
手続きや支払いが1つにまとまる、店舗で家族分をまとめて相談できる、というメリットも実務的には大きいです。「子供の1回線だけを最安にする」より「家族全体の総額」で比べると、結論が変わることは珍しくありません。
親側の回線も含めて見直すなら、主要4社を横並びで比べた記事も参考になります。





うちは高学年だから、見守りとコスパで迷うなあ。



そこは家庭の方針次第でええねん。制限をしっかりかけたいならトーン、料金を抑えたいなら楽天。どっちを選んでも間違いやないで。
実際に子供に持たせた親の口コミ・評判


公開されている体験談やレビューから、実際に子供へ持たせた親の声を集めました。良い評価だけでなく、使ってみて分かった不満もそのまま載せます。



カタログの数字だけじゃ分からないところも知りたいな。



せやな。特に「速度」と「GPSの精度」は、使ってみて初めて気づくポイントやで。正直な声を見ていこう。
トーンモバイル|見守りは高評価、不満は速度と動画制限に集中
良い評価で共通しているのは、制限機能そのものが親の負担を減らしているという点です。動画がチケット制で手間がかかる仕組みが、結果として見すぎの抑止になったという声もありました。
一方で不満は、夕方の時間帯に速度が落ちること、そして使う子供本人からの「もっと動画を見たい」という声にはっきり出ています。iPhoneでは一部の制限機能が使えないという指摘もあり、端末選びの前に確認が必要です。
💬 トーンモバイル|良い声
★★★★★ 中2女子の母(ワーママ)
動画は月2GB分のチケット制で見るたびにひと手間かかるため、YouTubeの見すぎが自然に防げたという声。動画以外のLINE・検索・勉強アプリは制限なく使えて足りている、と親の満足度は高い評価。
★★★★★ 中学生の母(シングルマザー・小6から3年利用)
月額は1,326円ほど。フィルタリング、アプリと時間の制限、居場所確認、歩きスマホ防止があることで「制限機能に助けてもらい、親も子もストレスなく持たせられた」という趣旨の評価。
★★★★☆ 小3女子の父(1年半以上利用)
小2で契約して継続中。親が別の会社を使っていても子供の位置をリアルタイムで確認できる点が最大の利点だったという声。習い事終わりの連絡にも役立っている。
出典:おうちで習いごと、コニナブログ、gogo-tone.com(いずれも公開されている体験談・レビューの要約。原文そのままの引用ではありません)
💬 トーンモバイル|気になる声
★★★☆☆ 中2女子の母(同じ利用者の別評価)
16〜18時の夕方は通信速度が遅いという指摘。19時以降は改善するものの、同時刻に比べた他社より遅かったとのこと。使う本人である娘の評価は5段階中3で「もっと動画を見たい」「夕方の遅さがいらいらする」。
★★★☆☆ 中2女子の母(iPhoneでの注意点)
iPhoneではジオロック、端末の時間制限、家族サポート、アプリグループ制限といったTONEファミリーの一部機能が使えないという指摘。店舗契約に3時間以上かかったこともあり、入学前の2〜3月は特に混むとのこと。
★★★☆☆ 中学生の母(契約時の不満)
高速通信に対応していないことが契約時の案内では分かりづらかったという声。すでに高機能なスマホを使っていた子が乗り換えると物足りなさを感じる可能性がある、という指摘。
出典:おうちで習いごと、コニナブログ(いずれも公開されている体験談・レビューの要約。原文そのままの引用ではありません)
キッズ携帯|位置情報は安心材料、GPSの精度と電池には不満も
キッズ携帯の評価は、位置情報が使えることへの安心感がほとんどを占めます。移動経路を追える、到着を通知できる、といった機能が習い事や通学で役立ったという声が複数ありました。
反対に、位置がずれて表示された、電池の減りが早い、防犯ブザーが誤作動した、といった指摘も見られます。GPSは万能ではない前提で、連絡手段としての価値を主に見るのが現実的です。
💬 キッズ携帯|良い声と気になる声
★★★★★ 小学生2児の親(ドコモ・イマドコサーチ利用中)
「移動みまもり検索」で20分間・約20秒ごとに追跡でき、移動経路を道なりに追えたという評価。習い事の到着確認に便利で、電源が切れたときも最後の位置が通知されるため紛失時に役立ったとのこと。
★★★★☆ 小2の子の親(ソフトバンク・キッズフォン3を4か月利用)
月々の支払いは約542円で収まっており、通話とメールで追加料金は発生していないという報告。GPSでの現在地確認もできて、持たせた目的は達成できているという評価。
★★★☆☆ auマモリーノ利用者の声(属性不明)
居場所をすぐ特定できて安心して家事ができた、指定した曜日と時間に居場所の通知メールが届くのが便利、という声がある一方、「塾にいるはずが違う場所として表示された」という位置ずれの指摘もある。
★★☆☆☆ auマモリーノ利用者の声(属性不明)
防犯ブザーを作動させていないのに頻繁に鳴ってひやひやする、電池の減りが早い、発信までの操作が多く緊急時に子供がすぐ電話しにくい、といった指摘。カバンの中で押されないようテンキーカバーが要るという声も。
★★☆☆☆ 小2の子の親(キッズフォン3の不満)
アラームが止めるまで鳴り続け、マナーモードで3時間震え続けた事例があったという報告。制限できるのがカメラくらいで、子供が気に入る機能を止められない、メール送信に上限がなく写真やボイスメールが大量に届くという指摘。
出典:子供の見守りGPS比較、taka2site、みん評掲載の口コミを紹介している各レビューサイト、Yahoo!知恵袋(いずれも公開されている体験談・レビューの要約。原文そのままの引用ではありません)
楽天モバイル|公式インタビューでは料金とGPSが評価されている
楽天モバイルについては、公式サイトに掲載されている利用者インタビューで、最強こども割の適用後に月528円まで下がったという内容が紹介されています。GPSで居場所が分かる点も評価されています。
ただしこれは公式サイトに載っているインタビューであり、広告としての性格がある点は差し引いて読む必要があります。第三者サイトで「子供に持たせた親の声」を探しましたが、今回は見つけられませんでした。
💬 楽天モバイル|公式サイトに掲載されている利用者インタビュー
★★★★★ 30代女性・大分県(10歳と8歳の母)
行動範囲が広がって安全面が心配だったが、従来の2,000円台から実質528円に下がったという内容。GPSで子供の居場所がリアルタイムに分かって安心できている、と語られている。
★★★★☆ 40代男性・京都府(小6の父)
少年野球で出かけることが多く、緊急連絡手段として持たせたという内容。最強こども割で3GB以内なら月528円、通話アプリで家族の連絡も気にせず使えるとのこと。一方で契約前は「つながりにくい」という評判が心配だった、スマホは時間をいくらでも使えてしまう機器なのでSNSや課金の管理が必要、とも語られている。
出典:楽天モバイル公式サイト「お客様の声」(いずれも公開されている体験談・レビューの要約。原文そのままの引用ではありません)
ワイモバイル・UQモバイル|子供利用の体験談は見つからなかった
この2社については、料金が下がったという家族全体の声は見つかったものの、「子供に持たせた親」としての具体的な体験談は今回の調査では見つけられませんでした。あるかのように書くことはできないので、正直にお伝えします。
見つかったのは、ソフトバンクからワイモバイルに変えて請求が3分の1になった、家族4人でauからUQに乗り換えて合計が下がった、といった料金面の声です。逆に「家族全員でそろえられず割引を活かせなかった」という不満もあり、家族割前提のサービスであることが読み取れます。
📊 参考|保護者300人への調査(2025年12月・株式会社ALL CONNECT)
小中学生の子を持つ保護者300人への調査では、スマホの所有率は小学校低学年50.4%、高学年84.4%、中学生96.9%。使っている回線は格安SIMが50%を超えて全学年で最も多く、大手キャリアは25〜41%でした。保護者の不安はSNSトラブルが40%で最多、次いでスマホ依存が29.3%です。
持たせてよかったこと・後悔したこと(複数の調査から)
よかったこととして多いのは、緊急時にすぐ連絡が取れる安心感、友達の輪から外れずに済んだこと、遠方の祖父母と通話できるようになったことです。自分で調べる習慣がついて親の負担が減った、という声もありました。
一方で後悔として挙がるのは、テスト前でも動画やゲームを優先してしまう、夜遅くまで画面を見て視力が落ちた、そして決めたはずのルールがなし崩しになった、という3点です。先輩の親からのアドバイスで最も多かったのは、持たせる前に親子で話し合い、内容を書面に残しておくことでした。
契約したあとにやる設定と、家庭のルールづくり


どの会社を選んでも、渡す前の設定と最初のルール決めで満足度が大きく変わります。ここは会社選びと同じくらい大事な部分です。
渡す前に済ませておきたい4つの設定
フィルタリングは契約時に申し込むだけで終わりではなく、年齢に合った強度を選ぶところまでやって初めて機能します。位置情報は親側のアプリにログインして、実際に子供の居場所が表示されるかを一度確認しておきましょう。
あわせて、利用時間の上限と就寝時間帯のロック、アプリ内課金の停止も渡す前に設定します。あとから制限を追加すると「取り上げられた」と受け取られやすいので、最初から入れておくほうがもめません。
① フィルタリングの強度を選ぶ
小学生・中学生・高校生など、学年に合った段階を選びます。強すぎると学校の調べものが開けないこともあるため、使いながら調整します。
② 位置情報が見えるか確認する
親のスマホから実際に検索して、地図に出るところまで試します。子供側で位置情報をオフにできない設定になっているかも確認します。
③ 使える時間帯を決めて設定する
就寝時間以降は使えないようにしておくのが基本です。会社によっては時間帯ロックやアプリ別の時間制限が使えます。
④ 課金とアプリ追加を止める
アプリ内課金をオフにし、新しいアプリの追加は親の承認が必要な設定にします。想定外の請求は後から取り消しにくいためです。
ルールは「決める」より「見直す」ほうが続く
こども家庭庁の令和6年度調査では、ネット利用のルールを決めていると答えた割合は小学生82.1%、中学生73.0%、高校生46.6%と、学年が上がるほど下がっていきます。同時に、保護者と子供でルールの有無の認識がずれる割合も広がっていました。
つまり一度決めたルールは、放っておくと自然に形骸化します。学年が変わるタイミングで、使える時間や許可するアプリを一緒に見直すほうが、結果的に守られる期間が長くなります。



制限をかけたら、子供がイヤがったりしない?



そこは正直、イヤがることもある。せやから「なんで必要か」を先に話して、成長したら緩める約束をセットにするのがコツやで。
よくある質問


キッズ携帯は何歳から何歳まで使えますか?
ドコモの「キッズケータイプラン」は、利用者が12歳以下の場合に申し込めると公式に案内されています。申し込み後に13歳以上になっても、そのまま継続して使うことは可能です。
auの「ジュニアケータイプランME」は加入時点で小学生以下という条件があります。ソフトバンクの「基本プラン2(キッズフォン)」については、対象年齢が公式ページに記載されていないため、申し込み前に確認してください。
キッズ携帯とスマホ、どちらを選べばいいですか?
「連絡と居場所の確認だけで足りるか」で分けるのが分かりやすいです。それだけで足りるならキッズ携帯が月550〜748円で済み、ネットのトラブルに巻き込まれる入り口自体がありません。
調べものや写真、連絡アプリも使わせたいならスマホになります。その場合は見守り機能とセットで考え、フィルタリングと利用時間制限をかけられる会社を選んでください。
子供本人の名義でスマホを契約できますか?
会社によって違います。楽天モバイルは18歳未満でも本人名義で契約できますが、法定代理人同意書が必須で、原則として見守りの「あんしんコントロール」への加入も条件になります。
LINEMOは公式FAQで18歳未満は契約できないと明記されており、親が契約者になって子供を使用者として登録する形になります。他社は公式ページで条件を確認できなかったため、申し込み前に各社へ問い合わせるのが確実です。
フィルタリングは必ず入れないといけませんか?
青少年インターネット環境整備法により、携帯電話会社は18歳未満が使う回線にフィルタリングを提供する義務があります。会社によっては未成年契約時に原則自動で適用されます。
ただし、こども家庭庁の令和6年度調査では、子供がスマホを使う保護者のうちフィルタリングを利用しているのは45.8%にとどまっています。契約しただけで安心せず、実際に有効になっているかを確認してください。
2026年の学割や親子割はもう使えませんか?
2026年7月26日時点では、ワイモバイルの「ワイモバ親子割」は2026年6月1日で、UQモバイルの「UQ親子応援割」は2026年5月31日で、それぞれ受付を終了しています。
現在も使える子供向けの割引は、楽天モバイルの「最強こども割」(12歳以下・3GB以下で月440円引き)などです。ワイモバイルには年齢条件のない「超!おトク割」もあります。割引は入れ替わりが早いため、申し込み時点で公式サイトを確認してください。
まとめ:子供に持たせるスマホは年齢と見守りの強さで選ぶ


✅ まとめ:子供のスマホは「年齢」と「見守りの強さ」で決まる
- 低学年で連絡と居場所だけなら、キッズ携帯が月550〜748円で十分
- ネットも使わせるなら、見守りが最も充実しているトーンモバイル(基本1,210円+見守り473円)
- 料金優先で12歳以下なら、楽天モバイルの最強こども割で3GBまで月638円
- ワイモバ親子割・UQ親子応援割は2026年6月までに受付終了。学割前提で選ばない
- LINEMOは最安クラスだが18歳未満は契約できず、GPS見守りも自社提供なし
- 親のキャリアにまとめて家族割を効かせると、総額の順位が変わることがある
- 料金・割引・条件は2026年7月時点。変動するため最新は必ず各公式サイトで確認を







