IIJmioと楽天モバイル、結局どっちが安いの?
格安SIMを調べていくと、必ずと言っていいほど並ぶのがこの2社です。片方は「中容量が安い老舗の格安SIM」、もう片方は「使い放題とポイント還元の自社回線」。まったく性格が違うので、料金表を横に並べただけでは判断できません。
この記事では2026年8月時点の公式情報をもとに、料金・回線・通話・支払い方法を並べて比較し、どちらが自分に合うのかを正直に整理します。あわせて「両方を使う」という第3の答えも解説します。
📖 この記事でわかること
- IIJmioと楽天モバイルの構造的な違い4つ(回線・料金の決まり方・通話・支払い)
- 2GB〜無制限まで、容量帯ごとにどちらがいくら安いのかの早見表
- 通話オプションを足すと順位が入れ替わるポイント
- 実測データで見た「昼の速度」と「場所による差」の正直な話
- 両方を1台で使う併用(デュアルSIM)という選択肢と、その注意点
🔎 結論早見|あなたはどっちタイプ?
① 毎月のギガが決まっている人
IIJmio
2GB〜55GBまで8段階から選べて、10〜35GB帯の月額が安い。ドコモ回線とau回線も選べます。
② ギガを気にしたくない人
楽天モバイル
どれだけ使っても月3,278円で頭打ち。専用アプリでの国内通話が無料で、楽天市場のポイントも増えます。
③ 昼の遅さも電波も嫌な人
2枚を併用する
対応スマホなら1台に2回線入れられます。お互いの弱点を打ち消し合える組み合わせです。
※料金・条件は2026年8月時点の各社公式情報。変動するため申し込み前に必ず公式サイトで確認してください。

IIJmioと楽天モバイルは、そもそも何が違うのか?

この2社は「安いスマホ回線」というくくりでは同じですが、成り立ちがまったく違います。料金表を見る前に、この4つの違いを押さえておくと迷いにくくなります。
こはくどっちも安いって聞くけど、何がそんなに違うん?



いちばん大きいのは「電波を借りてるか、自分で持ってるか」やで。ここが料金の性格まで決めてるんや。
① 回線を「借りている」か「自分で持っている」か
IIJmioは大手キャリアから回線を借りて提供する、いわゆる格安SIMです。公式の仕様表では、タイプDがNTTドコモの5G・LTE網、タイプAがauの5G・4G LTE網に対応するSIMを提供すると明記されています。
一方の楽天モバイルは自社で基地局を持つキャリアです。借りている量に上限がないぶん、使い放題という料金設計ができるのが根本的な違いになります。
② 料金の決まり方が真逆
IIJmioは2GB・5GB・10GB・15GB・25GB・35GB・45GB・55GBの8段階から自分で選ぶ方式で、選んだ容量の月額が毎月かかります。使わなくても料金は下がりません。
楽天モバイルは逆に、使ったデータ量で自動的に月額が変わる3段階制です。あまり使わなかった月は勝手に安くなる代わりに、上限を自分で決めることはできません。
③ 通話を安くする方法が違う
IIJmioの国内通話料は税込11円/30秒で、かけ放題にしたいときは有料オプションを足します。スマホ標準の電話アプリからかけてもそのまま適用されるのが利点です。
楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になります。追加料金はかかりませんが、アプリを経由しないOS標準の電話アプリでは30秒22円かかる点は覚えておく必要があります。
④ 支払い方法と解約時のルール
IIJmioは公式Q&Aで支払い方法をクレジットカード(契約者本人名義)と案内しており、口座振替は通常の支払い方法として用意されていません。最低利用期間は利用開始日の当月末日までで、音声通話機能解除調定金は無料です。
楽天モバイルはクレジットカードのほか口座振替も選べます(口座振替手数料は月額税込110円)。ただし回線利用開始日から1年以内に解約すると解約事務手数料がかかり、割引なしの場合は税込1,078円と料金表に明記されています。
| 項目 | IIJmio | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 回線の種類 | ドコモ網/au網を借りて提供 | 自社回線+auローミング |
| プランの形 | 8段階から容量を選ぶ | 使った量で3段階に自動変動 |
| 月額(音声SIM) | 850円〜3,900円 | 1,078円〜3,278円 |
| 無制限 | なし(最大55GB) | あり(20GB超は3,278円) |
| 通話 | 11円/30秒+定額オプション | Rakuten Linkアプリで無料 |
| データくりこし | 翌月末日まで有効 | 翌月へのくりこしなし |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ | クレジットカード/口座振替 |
| eSIM | 音声eSIM・データeSIMあり | あり |
IIJmio単体の中身をもっと詳しく知りたい方は、ギガプランを掘り下げたこちらの記事もあわせてどうぞ。


料金プランを容量帯別に比較【2026年8月時点】


ここからは実際の金額で比べます。どちらも公式サイトに掲載されている税込価格をそのまま使い、通話オプションを足した場合の逆転ポイントまで見ていきます。
① IIJmioギガプランは8段階から選ぶ
ギガプランは同じ容量でも、通話ができる音声SIMか、データ専用かで金額が変わります。メインのスマホで使うなら音声SIMの列を見てください。
データeSIMはタブレットや2台目向けで、2GBなら月440円と割り切った価格になっています。
| データ量 | 音声SIM | データSIM | データeSIM |
|---|---|---|---|
| 2GB | 850円 | 740円 | 440円 |
| 5GB | 950円 | 860円 | 650円 |
| 10GB | 1,400円 | 1,300円 | 1,050円 |
| 15GB | 1,600円 | 1,530円 | 1,320円 |
| 25GB | 2,000円 | 1,950円 | 1,650円 |
| 35GB | 2,400円 | 2,340円 | 2,240円 |
| 45GB | 3,300円 | 3,240円 | 2,940円 |
| 55GB | 3,900円 | 3,840円 | 3,540円 |
② 楽天モバイルは3段階で自動的に変わる
Rakuten最強プランは、その月に使ったデータ量で料金が自動的に決まります。申し込むときに容量を選ぶ必要はありません。
3GBまで
月1,078円(税抜980円)
20GBまで
月2,178円(税抜1,980円)
20GB超過後
月3,278円(税抜2,980円・無制限)
公式の注記には「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」とあります。無制限といっても、常にフルスピードが保証されるわけではない点は押さえておきましょう。
③ 容量帯別に見ると、勝ち負けがはっきり分かれる
毎月のデータ使用量ごとに、通話オプションなしで単純比較したのが下の表です。IIJmio側は、その使用量をまかなえる一番安いプランを当てはめています。
結果はきれいに分かれます。40GB付近を境に、それより下はIIJmio、それより上は楽天モバイルが安くなります。
| 毎月の使用量 | IIJmio(音声SIM) | 楽天モバイル | 安いのは |
|---|---|---|---|
| 〜2GB | 850円(2GB) | 1,078円 | IIJmio −228円 |
| 〜5GB | 950円(5GB) | 2,178円 | IIJmio −1,228円 |
| 〜10GB | 1,400円(10GB) | 2,178円 | IIJmio −778円 |
| 〜15GB | 1,600円(15GB) | 2,178円 | IIJmio −578円 |
| 〜25GB | 2,000円(25GB) | 3,278円 | IIJmio −1,278円 |
| 〜35GB | 2,400円(35GB) | 3,278円 | IIJmio −878円 |
| 〜45GB | 3,300円(45GB) | 3,278円 | ほぼ同額 |
| 〜55GB | 3,900円(55GB) | 3,278円 | 楽天 −622円 |
| 55GB超 | プランなし | 3,278円 | 楽天のみ |
④ 通話を足すと順位が入れ替わる
ここが見落とされやすいポイントです。IIJmioの通話定額は5分+が月500円、10分+が月700円、かけ放題+が月1,400円。楽天モバイルはRakuten Linkでの国内通話がプラン料金に含まれます。
IIJmio 15GB+5分
2,100円
IIJmio 15GB+10分
2,300円
IIJmio 15GB+かけ放題
3,000円
楽天 20GBまで(通話込)
2,178円
通話がほとんどないならIIJmioの安さがそのまま効きます。しかし時間無制限のかけ放題が必要になると、IIJmioは3,000円になり、通話込みで2,178円の楽天モバイルに逆転されます。
「毎月どれだけ通信するか」だけでなく「どれだけ電話するか」で答えが変わる、と覚えておいてください。
⚠️ 月額以外にかかるお金も見ておく
IIJmioは初期費用(パッケージ価格)が税込3,300円、これに加えてSIMカード発行手数料またはeSIMプロファイル発行手数料がかかります。MNP転出は無料、最低利用期間は利用開始日の当月末日までです。
楽天モバイルは契約事務手数料が累計4回線目まで0円ですが、回線利用開始日から1年以内の解約には解約事務手数料が設定されています(割引なしの場合は税込1,078円)。SIMカードの交換・再発行は税込3,300円、eSIMは0円です。



あんまり電話せえへんから、うちはIIJmioが安いってことやんな。



金額だけならそうやね。ただ、安さと引き換えに我慢する部分もあるから、次の速度の話まで読んでから決めてほしいな。
回線品質と速度は、どう考えればいいのか?


速度は「どちらが速い」と一言で言えるものではありません。時間帯・場所・端末で大きく変わるからです。ここでは実測データを見ながら、傾向として何が言えるのかを整理します。
① IIJmioは「昼だけ別物」になりやすい
回線を借りて提供する格安SIMに共通する弱点が、利用が集中する昼休みの速度低下です。IIJmioも例外ではありません。
ユーザー投稿型の速度計測サイト「みんなのネット回線速度」で公開されている、直近3ヶ月の時間帯別平均を見ると傾向がはっきり出ています。
朝
69.34Mbps
昼
15.08Mbps
夕方
69.07Mbps
夜
60.99Mbps
昼だけがっくり落ちて、それ以外の時間帯は60Mbps台を保っています。裏を返せば、昼にWi-Fiが使える環境なら気になりにくい弱点ともいえます。
② 楽天モバイルは時間帯より「場所」で差が出る
楽天モバイルは自社回線なので、昼だけ極端に落ちるという傾向は同じデータでは見られません。同サイトの直近3ヶ月の時間帯別平均は下のとおりです。
朝
107.93Mbps
昼
61.73Mbps
夕方
68.83Mbps
夜
88.72Mbps
代わりに課題として挙げられ続けてきたのが、地下や建物の奥での電波の入りにくさです。楽天モバイルは2024年6月27日に電波が回り込みやすい700MHz帯(プラチナバンド)での商用サービス開始を発表しており、状況は年々変わっています。
ただし整備の進み具合は地域差があるため、自分の生活圏で入るかどうかは公式のエリアマップで確認するのが確実です。
③ 速度の数字は「順位」ではなく「使い方」で読む
数十Mbps出ていれば、動画視聴もSNSも地図アプリも実用上は困りません。数字の大小そのものより、自分がよく使う時間帯と場所で落ち込まないかどうかが本当の判断材料です。
この記事の数値も、あくまでユーザーが投稿した測定結果の平均です。実効速度を保証するものではないので、参考値として扱ってください。
④ 申し込む前に自分で確かめる3つの手順
まず自宅・職場・通勤経路を各社のエリアマップで確認します。次にIIJmioならタイプD(ドコモ網)とタイプA(au網)のどちらが自分の生活圏で強いかを、今使っている回線の実感から決めます。
最後に、いきなりメイン回線を丸ごと移さずデータ専用SIMや2枚目で試す方法もあります。IIJmioのデータeSIMは2GBで月440円なので、お試しの費用としては現実的です。
出典:みんなのネット回線速度(minsoku.net)のIIJmio・楽天モバイル(キャリア)の通信速度レポート/2026年8月2日時点で公開されていた直近3ヶ月の時間帯別平均値。IIJmioは全23,567件・直近3ヶ月1,369件、楽天モバイル(キャリア)は全157,109件・直近3ヶ月10,424件の測定結果にもとづく平均です。同サイトでは朝=5:00〜8:59、昼=12:00〜12:59、夕方=16:00〜18:59、夜=20:00〜22:59と定義されています。
実際に使っている人の声を集めました


カタログの数字ではわからない部分は、使っている人の声がいちばん参考になります。良い評価だけでなく、不満として繰り返し挙がっている内容もそのまま載せます。



数字は分かったけど、実際に使ってる人はどう感じてるんやろ。



おもろいことに、不満の中身が2社できれいに分かれてるんや。IIJmioは「昼」、楽天は「場所」やで。
IIJmio利用者の声|安さは高評価、不満は昼の速度に集中
良い評価で共通しているのは、月額の安さとデータシェアの使い勝手です。家族でまとめて契約したり、光回線とのセットで通信費を抑えたという声が目立ちます。
一方の不満は、ほぼすべてが平日昼の速度低下に集まっています。もともと電波の入りにくい建物ではさらに厳しくなる、という指摘も見られました。
💬 IIJmio|良い声
★★★★★ 30代女性・神奈川県
35GBを光回線とのセット割込みで月2,000円以下に抑えられており、スマホ代を大きく節約できているという評価。
★★★★★ 40代男性・東京都
家族でまとめて契約し割引も活用した結果、毎月の通信費が1,000円台に収まっているとのこと。料金の安さに驚いたという趣旨の声。
★★★★☆ 30代男性・大阪府
端末が安く買えたうえ、昼休みを除けば速度も安定しているという評価。家族でのデータシェアも便利だと感じている様子。
💬 IIJmio|気になる声
★★★☆☆ 20代男性・東京都
朝夕の通学時間帯は動画を低画質でなんとか見られる程度で、通信面では正直後悔しているという厳しい評価。
★★★★☆ 利用者(属性非公開)
平日のお昼時やオフィス街では速度低下を感じる、という声。店舗サポートがなくクレジットカード払いのみという点を挙げる指摘もあった。
楽天モバイル利用者の声|料金の満足度は高く、不満は電波に集中
契約者100人を対象にした2026年7月末のアンケート調査では、総合満足度の平均は5点満点で3.87点、星4以上をつけた人が67%でした。料金については「大変満足」「満足」が合わせて88%と高い数字が出ています。
反面、不満として最も多かったのは地下や商業施設での電波で、48%が挙げています。通話品質が不安定という声も24%ありました。
💬 楽天モバイル|良い声
★★★★★ アンケート回答者(100人調査)
契約理由の1位は月額料金の安さで71%。次いでデータ無制限が38%、ポイント還元・楽天経済圏が34%と続いた。
★★★★★ アンケート回答者(100人調査)
「積極的に推奨したい」が42%、「条件付きで推奨したい」が34%で、合わせて76%が人にすすめられると回答している。
💬 楽天モバイル|気になる声
★★★☆☆ アンケート回答者(不満1位・48%)
大きな商業施設全体で使えない、通勤ラッシュ時の主要駅では繋がらない、モール内で電波が入らないといった声が集まった。
★★★☆☆ アンケート回答者(不満2位・24%)
音が途切れ途切れで聞き取りにくいと相手から言われる、音声が途切れることがある、といった通話品質への指摘。
★★★☆☆ アンケート回答者(22%・12%)
建物内で電波が弱くなる(22%)、山間部や地方で回線が不安定になる(12%)という声も一定数あった。
口コミを読むときに気をつけたいこと
電波に関する評価は、住んでいる場所と生活圏でまったく変わります。「繋がらない」という声も「快適だった」という声も、どちらも本当のことです。
参考にすべきは結論ではなく、不満が出ている条件のほうです。自分の生活圏がその条件に当てはまるかどうかで判断してください。
出典:IIJmioの声=マイベスト(my-best.com)のIIJmio検証レビュー、Showcase-TV「IIJmioの悪い評判とデメリット」に掲載されている利用者コメント。楽天モバイルの声=モバイルDASH(pixela.co.jp)が2026年7月末に楽天モバイル契約者100人を対象に実施したアンケート調査。いずれも公開されている内容の要約で、原文そのままの引用ではありません。
大手キャリアのオンラインプランまで含めて広く比べたい方は、4社を横並びにしたこちらの記事も参考になります。


IIJmioが向いている人


ここまでの内容をふまえて、IIJmioを選んだほうがいいのはどんな人かを整理します。逆に合わない人の条件も正直に書きます。
① 毎月のデータ量が10〜35GBで安定している人
この帯域はIIJmioがもっとも強いゾーンです。15GBで月1,600円、35GBでも月2,400円と、同じ使い方をしたときの楽天モバイルより500〜900円ほど安く収まります。
年間にすると6,000〜10,000円前後の差になるので、使用量が読める人ほど効いてきます。
② 家族や複数端末でギガを分け合いたい人
IIJmioはデータ容量シェア機能を無料で提供しており、公式仕様では同一のmioIDで最大10回線までシェアできます。設定は毎月何度でも変更可能です。
使う人と使わない人が家族内で偏っていても、余ったぶんを回せるので無駄が出にくくなります。タブレットやモバイルルーターを持っている人にも向いています。
③ 昼はWi-Fiが使える環境の人/逆に向かない人
昼休みに会社や自宅のWi-Fiが使えるなら、IIJmio最大の弱点はほぼ無効化できます。逆に、昼に外で動画やテザリングを使う仕事の人にはおすすめしません。
また支払いがクレジットカードのみで、店舗のサポート窓口もありません。口座振替を使いたい方や、対面で相談したい方には合わないサービスです。
楽天モバイルが向いている人


続いて楽天モバイル側です。こちらは「上限を気にしない生活」と「楽天のサービスを使っているかどうか」で価値が大きく変わります。
① 月に40GB以上使う、または使用量が月ごとにブレる人
20GBを超えたあとは月3,278円で頭打ちになります。テザリングで在宅仕事をする月、旅行や出張が続く月など、使用量が読めない人ほど安心感があります。
逆に使わなかった月は自動的に1,078円まで下がるので、月ごとの波が大きい人には合理的な仕組みです。
② 電話を長くかける人
Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料になり、通話定額の追加料金がかかりません。IIJmioでかけ放題+を付けると月1,400円が上乗せされるので、ここは大きな差になります。
ただし対象外の番号があり、OS標準の電話アプリからかけた場合は30秒22円かかります。標準アプリで15分以内の通話を無料にしたい場合は、月1,100円のオプションが別に用意されています。
③ 楽天市場をよく使う人/逆に向かない人
楽天モバイルを契約すると楽天市場の買い物でポイント倍率が上がります。公式の注記では、楽天会員1倍と楽天モバイルSPU+4倍を合わせた5倍で、SPUぶんの毎月の獲得上限は2,000ポイント、期間限定ポイントでの付与、要エントリーと明記されています。
一方、地下街や大型商業施設で使う時間が長い人、通話品質を最優先する人には向きません。エリアマップで自分の行動範囲を必ず確認してください。
✅ メリットを確認したら、まず公式サイトでチェック
月1,078円〜・国内通話かけ放題・楽天ポイント還元。コスパで選ぶなら有力な選択肢です。最新のキャンペーンやプラン料金は、公式サイトで確認してみてください。
楽天モバイル公式サイトで詳細を見る →楽天モバイルの評判をもっと詳しく知りたい方は、実際の口コミを集めたこちらの記事もどうぞ。


同じ「安さ」でもワイモバイルと迷っている方は、楽天モバイルとの比較記事もあわせてご覧ください。


第3の答え|2つを併用するという選び方


ここまで読んで「どちらにも弱点があって決めきれない」と感じた方へ。実は、この2社は組み合わせると弱点を打ち消し合える相性のいい組み合わせです。



1台に2枚入れられるって、そんなことできるん?



できるで。eSIM対応のスマホなら、物理SIM1枚+eSIM1枚で2回線同時に持てるんや。
① なぜ2枚持ちで弱点が消えるのか
IIJmioの弱点は昼の速度低下、楽天モバイルの弱点は場所による電波の入りにくさです。この2つは原因も出るタイミングもまったく違います。
つまり片方が苦しい場面で、もう片方が普通に使えます。1台のスマホに両方入れておけば、その時々で通信に使う回線を切り替えられます。
② 現実的な組み合わせと月額の目安
通話は楽天モバイル、データはIIJmio、というのが基本形です。楽天側は使うデータを抑えれば月1,078円のまま維持できます。
通話・保険
楽天モバイル/3GBまでで月1,078円(Rakuten Linkで国内通話無料)
データ
IIJmio データeSIM/10GBで月1,050円(音声不要なので安い)
合計
月2,128円(通話無料+13GB相当)
通話し放題を確保しつつ、昼に速度が落ちたら楽天側に切り替える、という運用ができます。IIJmio単体で15GB+かけ放題を組むと3,000円なので、こちらのほうが安く済む計算です。
③ 併用する前に確認すべき3つの注意点
まず端末がデュアルSIMに対応している必要があります。IIJmioのデータeSIMは公式仕様でドコモの4G(LTE)網に対応するプロファイルを提供すると記載されており、5Gオプションの対象外である点にも注意してください。
次に、回線が2つになるぶん請求も2つになります。そして楽天モバイルは1年以内に解約すると解約事務手数料がかかるので、お試し感覚で契約して短期でやめるのは避けたほうが無難です。
💡 乗り換えるだけなら手続きはシンプルになりました
併用ではなく片方に乗り換える場合、IIJmioは2024年3月26日からMNPワンストップ方式に対応しています。楽天モバイルも対応事業者なので、両社間の乗り換えではMNP予約番号の取得が不要です。
申し込み画面で移転元の事業者を選ぶだけで手続きが進みます。IIJmio側のMNP転出手数料、楽天モバイル側のMNP転出手数料はいずれも無料です。
デュアルSIMの組み合わせ方や設定の基本は、こちらの記事で詳しく解説しています。eSIMを使った機種変更の実務はこちらもあわせてどうぞ。







結局、どうやって決めたらええんやろ?



「毎月のギガが読めるか」と「電話をよくかけるか」。この2つに答えるだけで、ほぼ答えは出るで。
よくある質問


IIJmioと楽天モバイル、結局どっちが安いですか?
毎月のデータ使用量が40GB程度までで、通話をあまりしないならIIJmioのほうが安く収まります。15GBなら月1,600円で、同じ使い方の楽天モバイル2,178円より578円安い計算です。
逆に45GB以上使う場合と、時間無制限のかけ放題が必要な場合は楽天モバイルが有利になります。IIJmioは15GB+かけ放題+で月3,000円になり、通話込み2,178円の楽天モバイルに逆転されるためです。
IIJmioと楽天モバイルは併用できますか?
デュアルSIM対応のスマホであれば併用できます。楽天モバイルを通話用、IIJmioのデータeSIMをデータ用にする組み合わせなら、月2,000円台で通話無料と十分なデータ量を両立できます。
ただし端末がデュアルSIMに対応していることが前提で、請求も2つに分かれます。IIJmioのデータeSIMはドコモの4G(LTE)網に対応するプロファイルの提供となり、5Gオプションの対象外である点にも注意してください。
乗り換えるとき電話番号はそのまま使えますか?
使えます。IIJmioは2024年3月26日からMNPワンストップ方式に対応しており、楽天モバイルも対応事業者です。そのため両社間の乗り換えではMNP予約番号を取得する必要がありません。
申し込み画面で移転する電話番号を入力し、移転元の事業者とサービスを選択すれば手続きが進みます。MNP転出手数料は両社とも無料です。
IIJmioのタイプD(ドコモ)とタイプA(au)はどちらを選ぶべきですか?
今使っているスマホの対応バンドと、自分の生活圏でどちらのキャリアが入りやすいかで決めるのが基本です。公式仕様ではタイプDがドコモの5G・LTE網、タイプAがauの5G・4G LTE網に対応するとされています。
あとから変更することもできますが、SIMのタイプ変更には税込2,200円の手数料がかかります。契約前に対応バンドとエリアを確認しておくのが確実です。
楽天モバイルの「無制限」は本当に無制限ですか?
データ高速無制限エリアでは容量制限なしと料金表に記載されていますが、公式の注記には「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」とあります。常にフルスピードが保証されるわけではありません。
また海外ローミングは月2GBまでで、超過後は最大128kbpsになります。国内でも当月に使わなかったデータを翌月にくりこすことはできない仕組みです。
📱 楽天モバイル「Rakuten最強プラン」
使った分だけの段階制で、3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・どれだけ使っても3,278円(税込)のワンプランです。
データ無制限をこの価格で使えるのは大手4キャリアで楽天モバイルだけ。楽天市場のポイント倍率アップ(SPU)も付きます。
※料金は2026年8月時点。最新のキャンペーン・詳細は公式サイトでご確認ください。
まとめ:ギガが読めるならIIJmio、読めないなら楽天モバイル


✅ まとめ:IIJmioと楽天モバイルの選び分け
- 毎月2〜35GBで安定しているならIIJmio。15GB月1,600円は同条件の楽天より578円安い
- 45GB以上使う月がある、または使用量が読めないなら楽天モバイル(20GB超は月3,278円で頭打ち)
- 時間無制限のかけ放題が要るなら楽天モバイル。IIJmioはかけ放題+で月1,400円が上乗せされる
- IIJmioの弱点は昼の速度、楽天モバイルの弱点は地下・建物内の電波。原因が違うので併用で補える
- 支払いは、IIJmioがクレジットカードのみ・楽天モバイルは口座振替も可(月110円)
- 楽天モバイルは1年以内の解約に解約事務手数料あり。IIJmioは音声通話機能解除調定金が無料
- 料金・条件は2026年8月時点の公式情報。変動するため申し込み前に必ず公式サイトで確認を







