海外eSIM、結局どれを選べば失敗しないの?
夏休みの海外旅行が近づいて調べ始めたものの、トリファ・Holafly・Airalo・Ubigi…とサービス名ばかりが出てきて、どこが何に強いのか分からない。そもそもWiFiレンタルのままでいいのか、という所で止まってしまいますよね。
この記事では各社の公式サイトで確認できた事実だけを使って、仕組み・サポート・使いやすさの3点から4サービスを横並びで比較します。あわせて「eSIMとWiFiレンタル、どっちが得か」を人数と日数で正直に線引きします。
📖 この記事でわかること
- 海外eSIMとは何か(物理SIM・WiFiレンタルとの違いから初めての人向けに)
- 買ってから現地でつながるまでの4ステップと、つまずきやすいポイント
- 主要4サービスを仕組み・サポート・テザリング可否で並べた比較表
- eSIMとWiFiレンタルはどっちが得か(人数・日数・用途別の正直な線引き)
- 対応機種やSIMロックなど、申し込み前に必ず確認したい注意点
🔎 結論早見|あなたの旅にはどのタイプ?
① 初めて・不安が大きい
日本語サポート重視
トリファ
アプリだけで完結。日本人スタッフのチャットが24時間365日ついてくる安心感。
② 動画も地図もガンガン使う
データ無制限
Holafly
残量を数えたくない人向け。ただしテザリングには上限があるので注意。
③ 短期・軽く使うだけ
小容量が安い
Airalo/Ubigi
地図と連絡くらいなら小容量で十分。プランの選択肢の多さで選ぶ形。
※eSIMの料金は為替や現地通信会社との取り決めで頻繁に変わります。金額は必ず各公式サイト・アプリで最新を確認してください。
📱 迷ったらまず見るのは「日本語で相談できるか」
海外eSIMでいちばん困るのは、料金ではなく現地でつながらなかったときです。トリファは公式サイトで、アプリ内チャットに日本人スタッフが24時間365日対応すると明記しています。
設定方法・接続不調・残データの確認まで日本語で相談できるので、初めての海外eSIMならここを起点に比べるのが分かりやすいです。
\ 対応国とプランを公式で見る /
※内容は2026年7月時点で各社公式サイトに掲載されているものです。変更される場合があるため最新は公式でご確認ください。
海外eSIMとは?物理SIM・WiFiレンタルとの違い

まずは「そもそも何なのか」から整理します。仕組みが分かると、あとの比較がぐっと選びやすくなります。
こはくeSIMって、そもそも普通のSIMと何が違うの?



ひとことで言うと「スマホの中に最初から入ってるSIM」やねん。カードを差し替えんでも、データを入れるだけで回線が切り替わるんよ。
eSIMは「スマホに内蔵された、差し替え不要のSIM」
eSIMは、スマートフォンにあらかじめ内蔵されている仮想のSIMです。トリファの公式サイトでも「お客様のスマートフォンにあらかじめ内蔵された仮想SIM」と説明されており、旅行先のeSIMをダウンロードするだけでインターネットが使えるようになります。
つまり物理的なカードは一切届きません。買うのはカードではなく「回線のデータ」で、それをスマホに読み込ませて使う形になります。だから受け取りも返却も発生しません。
現地SIM(物理SIM)との違いは「差し替えが要らない」こと
現地の空港やコンビニで買う物理SIMは安く済むこともありますが、到着後にカウンターを探し、ピンでトレイを開けて日本のSIMと入れ替える手間がかかります。取り外した日本のSIMを旅行中なくす、という定番の事故もあります。
eSIMなら日本のSIMを挿したまま、設定画面で回線を切り替えるだけです。日本の番号にかかってきたSMS(銀行の認証コードなど)も受け取れる状態を保てるのが、地味に大きな違いです。
WiFiレンタルとの違いは「端末を持ち歩くかどうか」
WiFiレンタルは、通信できる小さな箱を借りて持ち歩く方式です。1台を複数人でシェアできる代わりに、受取・返却・充電という3つの手間がずっとついてきます。
eSIMは自分のスマホ1台で完結するので荷物は増えませんが、原則ひとり1契約です。この「シェアできるかどうか」が、後述するコスト比較の分かれ目になります。
| 項目 | 海外eSIM | 現地SIM (物理) | WiFi レンタル |
|---|---|---|---|
| 受け取り | 不要 (オンライン) | 現地で購入 | 空港・宅配 などで受取 |
| 返却 | 不要 | 不要 | 必要 |
| 荷物 | 増えない | 増えない | 端末+充電器 |
| SIMの 差し替え | 不要 | 必要 | 不要 |
| 複数人で シェア | テザリング 次第 | テザリング 次第 | 得意 (1台を共有) |
| 日本の番号 | そのまま 残せる | 抜くと 使えない | そのまま 残せる |
| 出発前の 準備 | 購入と設定 だけ | 基本なし | 予約が必要 |
※2026年7月時点で各社公式サイトに掲載されている内容をもとに作成。テザリングの可否はサービスやプランごとに異なるため、購入前に必ずプラン詳細をご確認ください。
海外eSIMの使い方4ステップ|買ってから現地でつながるまで


手順そのものは驚くほど短く、トリファは公式サイトで「設定は最短3分」と案内しています。つまずきやすいのは手順ではなく、その前の確認と、切り替えるタイミングです。
① 対応機種か確認
eSIM対応か、SIMロックが解除されているか。ここだけは購入前に必ず確認します。
② 日本にいる間に購入
行き先と日数を選んで購入。アプリまたはWebで完結し、受け取りはありません。
③ eSIMをインストール
アプリの案内かQRコードでスマホに読み込みます。自宅のWi-Fi環境で済ませるのが安全です。
④ 現地で切り替え
到着後にeSIM側の回線をオンにし、データローミングをオンにすれば開通します。
ステップ①:対応機種とSIMロックを先に確認する
Apple公式の案内では、物理SIMとeSIMの組み合わせによるデュアルSIMに対応しているのはiPhone XR・XS・iPhone SE(第2世代)以降とされています。さらにiPhone 13以降は、eSIMを2枚使うデュアルSIMにも対応しています。
Androidは機種によって対応が分かれるため、メーカーのサイトで確認が必要です。トリファのように、アプリ上で自分の端末がeSIMを使えるかチェックできるサービスもあります。
ステップ②:出発前にプランを買っておく
行き先と滞在日数を選んで購入します。前払いのプリペイド式が基本で、トリファは公式サイトで初期費用・維持費はかからず、支払いはプラン購入時の金額のみと案内しています。
ありがたいのは、日数のカウントが購入時ではなく現地で開通してから始まる仕組みを採るサービスがあることです。早めに買っても損しないので、出発直前に慌てる必要はありません。
ステップ③:インストールは日本のWi-Fi環境で済ませる
eSIMの読み込み方法は、アプリの案内に従う方式と、メールで届いたQRコードを読み取る方式の2つが主流です。UbigiのようにQRコードとアプリの両方を用意しているサービスもあります。
ここで大事なのがタイミングです。トリファの公式FAQでも、現地空港のWi-Fiの速度が心配な場合は国内でインストールと設定を済ませ、現地ではeSIMに切り替えるだけの方法をすすめると案内されています。
ステップ④:現地に着いたら回線を切り替える
飛行機を降りたら、設定画面で日本の回線のデータ通信をオフにし、購入したeSIM側をオンにします。あわせてデータローミングをオンにすると、現地のキャリアの電波をつかんで開通します。
数分たってもつながらないときは、機内モードのオン・オフか端末の再起動でつながることが多いです。それでもだめなら、日本語チャットのあるサービスならそこで相談するのが最短です。
⚠️ 日本の回線を「切り忘れる」のが最大の事故
eSIMを入れても、日本のSIM側のデータローミングがオンのままだと、キャリアの海外パケット定額が動いて二重に課金されることがあります。
出発前に、日本の回線のモバイルデータ通信とデータローミングを両方オフにしておくのが確実です。通話の着信だけ残したい場合も、データ通信はオフにしておきましょう。
eSIMを入れたあとの機種変更や、日本の回線をeSIMに移す手順が気になる方は、こちらの記事で個別に解説しています。


海外eSIMおすすめ4社を比較【2026年7月】


ここからは主要4サービスを、公式サイトで確認できた内容だけで並べます。料金は為替や現地キャリアとの取り決めで頻繁に変わるため、金額の羅列ではなく仕組み・サポート・使い勝手で比べます。



どこも似たような感じに見えるんやけど、違いってあるの?



あるで。日本語サポート、無制限の有無、テザリングの上限。この3つで性格がはっきり分かれるんよ。
| 項目 | トリファ | Holafly | Airalo | Ubigi |
|---|---|---|---|---|
| 対応の 広さ | 世界 200ヵ国 | 160か国 ・地域 | 200か所 以上 | 200以上の 目的地 |
| データ 無制限 | 公式に 記載なし | あり (Unlimited) | 公式に 記載なし | あり (1GB〜無制限) |
| 日本語 サポート | ◎ 日本人 24時間365日 | ◎ 日本語 チャット24時間 | ○ 多言語 24時間年中無休 | ○ 日本語 サイト・アプリ |
| テザ リング | 基本可 (プランによる) | 1日1GBまで 共有可 | 公式に 記載なし | 可 (ホットスポット) |
| 電話番号 | なし (データ専用) | 原則なし (要確認) | 公式に 記載なし | なし (データ専用) |
| 買い方 | アプリ 完結 | Web /アプリ | Web /アプリ | QR /アプリ |
| 運営 | 株式会社 トリファ (日本) | Holafly (海外) | Airalo (海外) | Transatel (NTT) |
※2026年7月時点で各社公式サイトに掲載されている内容をもとに作成。「公式に記載なし」は、公式ページで提供の有無を確認できなかった項目です。料金・プラン内容は変動するため、申し込み前に必ず各公式サイトで最新をご確認ください。
💬 トリファ|利用者の声(要約)
★★★★★ ハワイ・オワフ島9日間
接続スピードはおおむね問題なく、設定後すぐつながったという声。うまくいかなかった場面でも24時間チャットの指示が的確で解決できた、と評価されていました。
★★★★★ 台湾・ベトナムで利用
台湾やベトナムでは40〜60Mbps以上出て快適だったという報告。アプリでの申し込みも説明も分かりやすい、という使いやすさへの評価が目立ちます。
★★★☆☆ タイ・カンボジアで利用
タイでは10〜15Mbps程度で、他社より遅く感じたという声。国によっては現地SIMのほうが明らかに安く、割高に感じたという不満も挙がっていました。
出典:海外eSIMナビ(remomee.jp)ほか公開されているレビュー記事の要約。原文そのままの引用ではありません。
💬 Holafly|利用者の声(要約)
★★★★★ 30代女性・オーストラリア/台湾出張
現地の空港に到着した直後にeSIMをオンにするだけで使えた手軽さを評価。従来のポケットWiFiと比べて通信が安定していたという声も複数ありました。
★★★★☆ 20代女性・サポート利用
チャットのスタッフが丁寧で、日本語での対応が充実していたという評価。設定でつまずいたときに相談先があるのは心強い、という趣旨の声です。
★★★☆☆ 30代女性・イタリア/Xの投稿より
無制限プランを買ったが、フリーWi-Fiが使える場所が多く容量制で十分だったという後悔の声。メキシコで電波がほぼ入らず、eSIMの再発行で解決した例もありました。
出典:eSIMポータル(japanconnect-esim.store)ほか公開されているレビュー・SNS投稿の要約。原文そのままの引用ではありません。
💬 Airalo|利用者の声(要約)
★★★★★ アメリカ出張で利用
小容量プランの安さを評価する声が多く、キャリアの海外プランと比べて明らかに安く済んだという趣旨の意見。アプリが日本語で使えた点も好評でした。
★★★★☆ バリ島・マレーシアで利用
現地で電波を問題なくつかめて快適だったという報告。足りなくなってもアプリからデータを追加できるのが助かった、という声もありました。
★★☆☆☆ ベトナム・ラオス/中国で利用
エリアによって電波が悪かったという声のほか、サポートの返信に1時間以上かかった、追加購入したデータが現地で反映されなかったという不満も見られました。
出典:Nomad SIM Media(sim.nomad.inc)ほか公開されているレビュー記事の要約。原文そのままの引用ではありません。
📝 今回の4社に絞った理由
日本発のWorld eSIM(株式会社ビジョンが運営)など、ほかにも選択肢はあります。ただ今回は公式サイトで内容を直接確認できたサービスに絞って比較しました。
ネット上の比較記事には出典が示されていない数字も多いため、金額や対応国数は必ず公式サイトの表示で確かめてから申し込んでください。
海外eSIMとWiFiレンタルはどっちが得?人数と日数で決まる


ここがいちばん迷うところです。結論から言うと「1人ならeSIM、複数人ならWiFiレンタルも有力」。理由は料金の数え方がまったく違うからです。



もうWiFiレンタルは時代遅れってこと?



それは言い過ぎやで。家族4人で行くなら、WiFi1台を割り勘したほうが安いことは普通にあるんよ。
📱 eSIMの料金の数え方
- 原則ひとり1契約
- 人数が増えると人数分かかる
- 受取・返却の手間はゼロ
- 荷物も充電も増えない
📶 WiFiレンタルの数え方
- 1台の料金を人数で割れる
- グローバルWiFiは最大5台まで接続可
- 受取・返却・充電が必要
- 端末を落とすと弁償の心配
ひとり旅・短期出張ならeSIMが有利になりやすい
グローバルWiFiの公式サイトでは、1日あたりの料金の目安として韓国・台湾・中国・タイ・シンガポールが870円〜、アメリカ・ハワイ・フランスが1,170円〜、オーストラリアが1,470円〜と案内されています。1人で使う場合、この金額はそのまま自分の負担です。
eSIMは小容量プランなら日単価をかなり抑えられることが多く、地図と連絡が中心の旅なら差が出やすくなります。そもそも受取と返却が要らないので、時間の節約分も含めて有利です。
家族・グループならWiFiレンタルのほうが安いことも普通にある
グローバルWiFiは公式に最大5台まで同時接続できるとしています。つまり4人家族なら1台を借りて割り勘でき、1人あたりの負担は単純計算で4分の1になります。
eSIMでこれに対抗するにはテザリングを使うことになりますが、Holaflyのように共有できるのは1日1GBまでと上限が決まっている場合があります。「家族全員がスマホで動画も見る」なら、素直にWiFiレンタルのほうが安く快適、という結論になりやすいです。
PC作業が多い人・長期滞在の人は「上限」で選ぶ
ノートPCで長時間仕事をするなら、テザリングの上限がないか、上限が緩いサービスを選ぶ必要があります。Ubigiのようにホットスポット利用を公式に認めているサービスや、そもそも複数台を前提としたWiFiレンタルが候補になります。
1週間を超える滞在も同じ考え方です。日数が長いほど通信量が読みにくくなるため、無制限プランかWiFiレンタルの無制限プラン(グローバルWiFiは140ヶ国で提供)を選んでおくと、途中で足りなくなる心配がなくなります。
そもそもeSIMを買わなくていい場合もある(楽天モバイル)
楽天モバイルを使っているなら、まず自分の契約を確認してください。公式サイトでは、Rakuten最強プランの料金の支払いのみで毎月2GBまで海外ローミングが使え、追加設定は不要と案内されています。
2GBを超えると最大128kbpsに低速化しますが、500円/1GBでチャージも可能です。2〜3日の短い旅行で、地図と連絡が中心なら、これだけで足りてしまうケースは珍しくありません。買う前に一度試す価値があります。


⚖️ 状況別・どっちを選ぶ?
1人・3〜5日
eSIMの小容量プラン。地図と連絡中心なら十分足ります。
1人・1週間以上
eSIMの無制限プラン。残量計算から解放されます。
家族3〜5人
WiFiレンタル1台を割り勘。合計額で逆転しやすい場面です。
PC作業あり
テザリング上限が緩いeSIMか、WiFiレンタル。上限を先に確認。
2〜3日で軽く使うだけ
楽天モバイルの海外ローミング2GBで足りることも。
スマホが非対応
eSIMは使えません。WiFiレンタルか現地SIMを選びます。
失敗しない海外eSIMの選び方と、申し込み前の注意点


eSIMのトラブルは、ほとんどが申し込み前の確認不足で起きます。ここだけ押さえておけば、現地であわてる可能性はかなり減らせます。
① 対応機種とSIMロックは自己責任で確認する
トリファの利用規約では、端末がeSIM対応か、SIMロックが解除されているかを確認するのは利用者の責任範囲と明記されています。ロックがかかったまま買っても返金の対象外になる、という趣旨です。
キャリアで買った端末は、各社のマイページからSIMロックの有無を確認できます。少し前の機種を使っている場合は、購入ボタンを押す前にここを済ませてください。
② インストールは日本、切り替えは現地。順番を間違えない
eSIMのインストールには通信が必要です。現地の空港のフリーWi-Fiが混んでいると、そこで止まってしまいます。自宅のWi-Fiでインストールまで済ませ、現地では切り替えるだけにしておくのが確実です。
一方で、開通のタイミングを早めすぎると日数を無駄にするサービスもあります。日数のカウントが現地の開通からか、購入時からかを購入画面で確認しておきましょう。
③ テザリングの可否と上限をプラン詳細で見る
同行者と分け合うつもりなら、ここは絶対に確認してください。トリファは基本的にテザリングに対応しつつ、稀に非対応のプランがあるため、アプリのプラン詳細画面で可否を確認するよう案内しています。
Holaflyは共有できるデータを1日あたり1GBまでとしており、7日間プランなら合計7GBという説明です。「無制限だから家族全員でつなげる」と思い込むと、現地で足りなくなります。
④ 電話番号は付かない。通話とSMSは別で考える
旅行者向けの海外eSIMは、基本的にデータ通信専用です。トリファは公式FAQで電話番号付きのプランを提供しておらず、LINEやInstagramなどネット回線を使った通話を案内しています。Ubigiも同様にデータ専用と明記しています。
日本の番号あてのSMS認証を受け取りたい場合は、日本のSIMを挿したまま残しておくのが基本です。ただしデータ通信はオフにして、余計な通信料が発生しない状態にしておいてください。
⑤ 料金は変動する。金額は必ず公式の表示で確かめる
トリファは公式サイトで、提供プランの料金は為替状況や現地通信会社との取り決めに応じて定期的に変更されると明記しています。つまり比較記事に載っている金額は、見た時点ですでに古い可能性があります。
この記事であえて金額の一覧を載せていないのもそのためです。行き先と日数を決めたら、各社の公式サイトかアプリで実際の表示価格を並べて比べるのが、いちばん確実で早い方法です。



けっこう確認することあるんやね…。



でも全部、出発前に5分で終わる話やで。現地でつながらんかったときのしんどさに比べたら安いもんや。
普段からサブ回線を持っている人は、その組み合わせのまま海外で使えることもあります。デュアルSIMの考え方はこちらでまとめています。


海外eSIMが向いている人・向いていない人


全員におすすめできるものではありません。使わないほうがいい人もはっきりいるので、正直に線を引いておきます。
✅ 向いている人
- ひとり旅・出張が中心
- 受取と返却の手間をなくしたい
- 荷物と充電器を減らしたい
- 日本の番号を残したまま使いたい
- eSIM対応スマホを持っている
❌ 向いていない人
- スマホがeSIM非対応
- SIMロックが解除できていない
- 家族全員分の通信をまとめたい
- 現地で電話番号を使いたい
- スマホの設定変更が苦手
向いている人:荷物と手続きを減らしたい旅行者
eSIMの価値は料金の安さだけではありません。空港のカウンターに並ばない、帰国後にポストへ返しに行かない、端末の充電を気にしない。この3つが消えるのが本体の価値です。
特に乗り継ぎが多い旅程や、帰国が深夜便になる旅程では、返却の縛りがないことが効いてきます。ひとり旅なら、まず候補の第一に置いていい方式です。
向いていない人:家族全員分をまとめたい・端末が非対応
スマホがeSIMに対応していなければ、そもそも選べません。この場合はWiFiレンタルか現地SIMの二択です。無理にeSIM対応機に買い替える必要はありません。
家族4人などで全員分の通信をまとめたい場合も、WiFiレンタル1台を共有するほうが総額で安くなりやすいです。eSIMは原則ひとり1契約なので、人数がそのまま金額に効いてきます。
判断に迷ったら「同行者の人数」から決めるのが早い
サービス比較から入ると、機能の細かい差で迷子になります。まず同行者の人数を数え、次に滞在日数、最後に用途(地図中心か、PC作業もあるか)の順に当てはめるほうが早く決まります。
1人なら海外eSIM、3人以上ならWiFiレンタルも計算する、2人なら両方の合計を出して比べる。この3分岐で、ほとんどの旅行はきれいに片付きます。
普段からスマホを2台使い分けている方は、サブ機に海外eSIMを入れて運用する手もあります。


端末や人数の都合でeSIMを見送る場合は、契約中のキャリアのローミングで足りることもあります。ahamoをお使いの方は、そのまま海外で使うときの条件をこちらで確認してください。


よくある質問


海外eSIMはいつインストールすればいいですか?
トリファの公式FAQでは、現地に着いてからでも国内にいる間でもどちらでも問題ないと案内されています。そのうえで、現地空港のWi-Fiの速度が心配な場合は国内でインストールと設定を済ませ、現地ではeSIMに切り替えるだけにする方法をすすめています。
ただし日数のカウントの始まり方はサービスによって異なります。トリファは現地で開通してからカウントが始まる仕組みですが、購入時から起算するサービスもあるため、購入画面で確認してください。
海外eSIMで電話番号は使えますか?
旅行者向けの海外eSIMは基本的にデータ通信専用です。トリファは公式FAQで電話番号付きのプランを提供していないと明記しており、Ubigiもデータ専用と案内しています。通話はLINEやWhatsAppなど、ネット回線を使うアプリで行う前提です。
日本の番号あてのSMS認証を受け取りたい場合は、日本のSIMを挿したまま残しておけば受信できます。その際は日本の回線のデータ通信とデータローミングをオフにして、余計な通信料がかからないようにしてください。
韓国や台湾など短い旅行でも海外eSIMは必要ですか?
2〜3日で地図と連絡が中心なら、なくても足りることがあります。楽天モバイルを使っている場合、公式サイトではRakuten最強プランの料金の支払いのみで毎月2GBまで海外ローミングが使え、追加設定は不要と案内されています。
2GBを超えると最大128kbpsに低速化しますが、500円/1GBでチャージも可能です。動画や地図を長時間使う予定があるなら、あらかじめeSIMを用意しておくほうが安心して行動できます。
海外eSIMでテザリング(インターネット共有)はできますか?
できるサービスが多いものの、条件はまちまちです。トリファは基本的にテザリングに対応するとしつつ、稀に非対応のプランがあるためアプリのプラン詳細画面で可否を確認するよう案内しています。Ubigiは公式にホットスポット利用が可能としています。
Holaflyは共有できるデータ量に上限があり、1日あたり1GBまで(7日間プランなら合計7GB)と案内されています。同行者と分け合う前提なら、購入前に必ず上限を確認してください。
自分のスマホが海外eSIMに対応しているか、どこで確認できますか?
iPhoneの場合、Apple公式の案内では物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているのはiPhone XR・XS・iPhone SE(第2世代)以降とされています。iPhone 13以降は、eSIMを2枚使うデュアルSIMにも対応しています。
Androidは機種ごとに異なるためメーカーのサイトで確認が必要です。トリファのようにアプリ上で自分の端末が使えるかチェックできるサービスもあります。あわせてSIMロックが解除されているかも確認してください。
まとめ:海外eSIMは「人数」と「日本語サポート」で選べば外さない


✅ まとめ:海外eSIM選びのポイント
- eSIMは差し替え不要の内蔵SIM。受取・返却・充電がまるごと消える
- 初めてなら日本語サポート重視。トリファは日本人スタッフが24時間365日対応
- 残量を気にしたくないならHolafly。ただしテザリングは1日1GBまで
- 行き先や周遊プランの選択肢で選ぶならAiralo(200か所以上のエリア)
- 何度も海外へ行くならUbigi。2回目以降は再インストール不要でチャージだけ
- 1人ならeSIM、家族3人以上ならWiFiレンタル1台の割り勘も計算する
- 楽天モバイルなら毎月2GBまで追加設定なしで海外ローミングが使える
- 対応機種とSIMロックの確認は利用者の責任。買う前に必ずチェック
- 料金は為替や現地キャリアとの取り決めで変動。金額は必ず公式で確認を








